マッチングアプリの基礎知識

マッチングアプリで結婚する割合はどれくらい?馴れ初めや結婚事例も紹介

マッチングアプリは、今まで会ったことのない異性とも出会えるマッチングサービスです。

最近はマッチングアプリで結婚をする人もいると耳にしますが、実際にどれくらいの割合の人が結婚できているのか、気になりますね。

そこで、アプリを使って婚活に成功している人の割合、結婚する割合や、アプリを使って婚活することのメリットとは何か、馴れ初めや結婚事例などを調査しました。

婚活に向いているアプリはどれなのかも一緒に紹介していくので、婚活中の方は必見です!

マッチングアプリで結婚した人の割合はどれくらい?

まずマッチングアプリを婚活目的で使う人や結婚した人の割合についてお話ししていきましょう。

マッチングアプリを利用する人の中には、付き合える相手が欲しいけど、結婚を考えるほどではないという恋活目的の人もいます。

本気で結婚相手を探している人と、恋愛目的の人の割合はどうなのか、マッチングアプリの現状をデータから読み解いていきますね。

そもそも結婚相手探しで使う人の割合は?

マッチングアプリを利用会員のうち、10人中4人ほどの人は婚活目的でアプリを使っています。

マッチングアプリで結婚した人の割合はどれくらい?
※市場調査メディアHonoteより引用:https://honote.macromill.com/report/20180515/

上のグラフはマクロミル株式会社のサイトが行ったマッチングアプリに関するアンケート調査の結果です。

これを見ると、一口に恋愛関係になりたいといっても、どんな付き合いをしたいかが人それぞれなのが分かりますね。

一番割合が多いのは「恋人つくり」ですが、それに次いで「結婚相手探し」「デート相手探し」が多くなっています。

「暇つぶし」「友だち作り」がほぼ同じ割合なのは、遊び相手が欲しいという利用目的がいることを表しているようです。全体で見ると3割の少数派ですね。

ネットを介して出会いを提供するサービスといえば、以前は出会い系サイトが流行りましたね。

ただ、遊び相手探しに利用されることが多かった出会い系サイトに対し、マッチングアプリを利用する人は真剣に結婚相手を探している人の割合が多いです。

マッチングアプリを出会い系サイトと同じような印象で捉えていた人も、このデータを見てイメージが変わりますね。

結婚した人の割合

マッチングアプリで会った人と結婚までいった割合は、7.7%です。パッと見ではあまり高い割合とはいえないかもしれませんね。

マッチングアプリで結婚した人の割合はどれくらい?
※市場調査メディアHonoteより引用:https://honote.macromill.com/report/20180515/

ですが、データの「まだ会ってない」は結婚まで行く可能性・別れる可能性どっちもあるので、除外して考えてみましょう。

すると、全体の数字が73.6%に対し7.7%、つまり1割の人がマッチングアプリで会った異性と結婚しているとも考えられます。

統計的にいえば、10人の相手とマッチングして1人くらいは結婚を考えてもいいくらいの異性と出会えるのです。

結婚といえば人生の一大イベントです。成婚率1割という数字はかなりの高レートといってもよさそうですね。

付き合った人の割合

「マッチングアプリで付き合った人」にまで範囲を広げると、割合は30.6%まで高まります。この数字も考えてみるとかなりいい数字です。

注目して欲しいのが、「1度会ったきりで連絡はとっていない」の割合が一番多いことです。

ふだんの生活で異性との出会いがない人がアプリを使うと、デートできたことが嬉しくズルズル関係が続いてしまいそうないイメージがあります。

ですが、会ってから連絡を取っていないが42%もあるということは、そんな中途半端な関係はないということです。

真剣に結婚を考える人同士が付き合う仲まで発展する割合が30%なのですから、カップルの「質」と「割合」両方とも良いといえますね。

マッチングアプリの結婚事例まとめ

今度はマッチングアプリの結婚までいった方の事例をいくつか紹介していきましょう。

使用したマッチングアプリ 利用者の年齢 結婚の馴れ初め 交際~結婚までの期間
ペアーズ 20代 趣味(カラオケ)が合った 半年
ペアーズ 50代(と30代女性) 趣味と価値観が合った 2ヶ月
ゼクシィ縁結び 30代 価値観(家庭に対する想い)がマッチ 6ヶ月以内
with 30代 会ってみて雰囲気が良かった 6ヶ月以内

簡略的にまとめただけでも、カップルごとに結婚に個性があるのが分かりますね。

マッチングアプリを利用している人は20~30代が多いですが、40代の結婚も報告されています。

また、趣味や価値観などの内面的な部分がマッチすれば年の差も乗り越えてゴールインする例もあるようです。

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マッチングアプリで結婚した人の声

つぎはマッチングアプリを実際に使って結婚した人の声から、親へ報告した時の反応などについてピックアップしていきます。

アプリで出会った馴れ初めや、親に報告する時気まずくなかったの?といった実際的なところを知っていきましょう。

理解があったので親にも簡単に言えました

「親は新しいものに理解のある方なので、言うのも簡単でした。周りにもアプリで結婚までいった人がいるのでオープンに報告してます。」

理解のあるご両親の場合は、報告もスムーズにいくようです。周りに隠さず話せるので、結婚生活を心置きなく楽しめますね。

withで出会いましたが最初は言いづらかったです

「withで出会いましたが、親の反応が気になり言いづらかったです。正直に報告しましたが、いい相手だったこともあり祝福してもらえました。」

続いては、言いずらかったという方の口コミです。いざ報告してみると、意外にもあっさり受け入れてもらえたようです。

親は驚いていましたが受け入れてくれました

「誤魔化すことも考えましたが、下手に隠すと面倒になるので素直にいいました。そんなサービスで会えるの!?と驚かれましたが、受け入れてくれてホッとしています。」

こちらもマッチングアプリで出会った馴れ初めを正直に報告した人の声です。ご両親は驚かれたようですが、受け入れてくれて何よりですね。

アプリの利用人口は1000万人を越えるともいわれています。

もし周りにアプリで結婚までした人がいたら、親にそれとなく話してどんな反応をするか見てみるのもいいかもしれません。

思わず趣味が似ていてびっくりしたのが馴れ初めです

「趣味から好きな食べ物、恋愛観まで、いろんな要素がマッチングしていてびっくりしました。実際に会ってみて本当に相性がいいのを実感、結婚できて幸せです!」

こちらは出会いの馴れ初めに関する声ですね。

マッチングアプリは設定を元に相手を勧めてくれるので、驚くほど気の合う方と会うチャンスもあることがわかります。

結婚相談所よりもマッチングアプリの方が実は良い結婚がしやすいと思う

「・プロフィールを見て色々な人がいる中から今の結婚相手を選びました。仲介してもらうのもいいけど、マッチングアプリの方が自分でいい相手を選べていいと思います!」

婚活サービスとして結婚相談所・婚活パーティー・マッチングアプリがありますが、実は利用者数が一番伸びているのはマッチングアプリです。

マッチングアプリは料金が安く使いやすい、加えて多くの人が利用しているという点が他の婚活サービスにないメリットといえます。

結婚相談所を利用した方から、マッチングアプリをおすすめする声があるのも納得ですね。

結婚(婚活)目的でよく使うマッチングアプリは?

マッチングアプリは婚活専用のアプリや恋活目的の人も一緒に使うタイプのものもあります。

引き続きデータを分析して、婚活目的の人に人気のマッチングアプリを調べていきましょう。

結婚(婚活)目的でよく使うマッチングアプリは?
※市場調査メディアHonoteより引用:https://honote.macromill.com/report/20180515/

データから見ると、ペアーズ・タップル誕生・Tinder・ゼクシィ縁結び・Omiaiが人気ということが分かりました。

ペアーズ・タップル誕生・Omiaiは恋活目的の人も利用できるアプリです。ペアーズはマッチングアプリ利用者数トップなので、婚活目的の人も多くいますね。

タップル誕生は「趣味で繋がる恋活サービス」がキャッチコピーのアプリです。カップル成立の報告は多いですが、真剣な婚活を望む人に向いていないかもしれません。

Omiaiは恋活・婚活両方できるサービスです。ペアーズに次ぐ人気の会員数で、結婚報告も多数見られました。

一方、ゼクシィ縁結びとは婚活専用のマッチングアプリです。HPを見ると結婚された報告もたくさん見ることができます。

恋活兼用のマッチングアプリより会員数は少ないですが、結婚までいく出会いを提供しているという意味では、会員の真剣度も高めといえるでしょう。

残るTinderは会員数こそ多いものの、無料のサービスなこと、身分証による会員の確認がないことから会員の本気度は低いようです。

結論としては、ゼクシィ縁結びとが婚活目的の人におすすめです。恋活兼用のアプリも会員数が多いというメリットがあるので、併用するといいですね。

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結婚報告の際、親にマッチングアプリのことを言う?

マッチングアプリが出会い系サイトと似たイメージを持たれていた、という話しを先ほどしましたが、最近はそのイメージが変わってきています。

その証拠として、マッチングアプリで出会ったことを親に言うことに抵抗のある人も少なくなってきました。

結婚報告の際、親にマッチングアプリのことを言う?
※ブライダル総研 婚活実態調査2018より引用

抵抗がなくなってきているのは若い人だけの現象ではありません。上のデータを見てみると、むしろ30~40代のほうが受け入れている割合が多いです。

インターネットで会った相手なんてどんな人か分からない!と拒絶する人は、少数派といえますね。

親にマッチングアプリで会ったことを話すのを恥ずかしがる必要はありません。いい相手と付き合えたら、堂々と馴れ初めを話してくださいね!

結婚のためにマッチングアプリを使うおすすめのコツ

マッチングアプリが婚活する方にも、おすすめである理由を分かってもらえましたか?

最後に、結婚相手を見つけるためにマッチングアプリを利用する場合のコツをいくつかお伝えしますね。

複数のマッチングアプリを使う

マッチングアプリで婚活する際は、複数のアプリを併用することをおすすめします。

マッチングアプリは、種類が変わると会員の年齢層や婚活目的の人の割合も変わるんです。

なので、このアプリでは中々マッチングしないけど、そっちのアプリでは異性からいい返事を多くもらえる!ということもよくあります。

アプリ自体もマッチングサービスが異なったりするのですが、どのアプリがあなたに向いているかは使ってみないことには分かりません。

早くいい人と出会うためにも、人気のマッチングアプリをいくつか使ってみてくださいね。

初回・初デートで付き合わない

結婚相手を探すのであれば、初めてのデートで付き合うことを決めるのはやめた方がいいです。

マッチングした後の初デートは、初対面ということもあり、盛り上がることもあがることも多いです。

ただ、結婚を前提に付き合うのであれば、互いの生活習慣・結婚後の生活の展望などもマッチしているか確認する必要があります。

初回デートで深いところまで分かり合うのは難しいですね。少なくとも3~5回はデートを重ねた上で付き合うようにしましょう。

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自分に合うかもと思う人に会う

マッチングアプリで会う人は、自分に合うと思える相手を選んで会うようにしましょう。

はじめてマッチングアプリを使う人は、デートできることが嬉しくて、やたら多くの異性と会おうとする方もいますね

ただ、マッチングすることやデートすることばかりに気を取られていると、自分の好みでない相手とまで会うことになってしまいます。

メッセージやプロフィールで自分に合っている相手かしっかり確認して、その上で初デートするかを決めてくださいね。

諦めないで何人とも会ってみる

マッチングアプリを使って婚活を成功させるためにも、諦めずに多くの人と会ってみましょう。

マッチングアプリは、プロフィール(性格や生活習慣、相手への希望)のマッチする相手を紹介してくれるので、気の合う人と会える可能性が高いです。

ただ、せっかくアプリが多くの相手を紹介してくれても、はじめに会った相手を選んでしまうと、より良い相手と出会えるチャンスを逃してしまいます。

会う相手はえり好みした方がいいですが、一人だけ会うだけで決めてしまうのも早計です。何人かの相手とデートして、相性のいい方を探しましょうね。

マッチングアプリで結婚まとめ

マッチングアプリで結婚する人は約8%、付き合うところまで行っている人を含めると40%近い割合になります。

この数字を少ないと見るか多いと見るかは人それぞれですが、マッチングアプリを利用者数や結婚にアプリを使う人の割合は着実に伸びています。

マッチングアプリの普及に伴って、親にアプリで出会った馴れ初めを言うのも簡単な社会になりつつあります。

マッチングアプリを使う人は本気で婚活人の割合も多いです。真剣に使えばきっとステキな相手と出会えるでしょう!