マッチングアプリの基礎知識

マッチングアプリで付き合うまでの期間や確率は!?きっかけや方法・流れから不安まで徹底検証!

マッチングアプリって本当に恋人ができるのか、どれくらいの確率で付き合えるのか、気になりますよね?

確かに、見知らぬ人とアプリを通じて知り合い、結婚までするかもしれないなんて、数年前までだったら想像もできないことです。

ですが、マッチングアプリで付き合うまでの流れは効率的でありながらも人それぞれに合うようになっています。まさに「マッチング」と呼ぶにふさわしいサービスですね。

マッチングアプリを使いたい・・・けど付き合える確率や期間を知らずに使うのは不安だな、そう思う方向けに詳細を解説します!

マッチングアプリで付き合うまでの平均期間は?

マッチングアプリの実際について、一番気になることといえば付き合うまでの平均期間でしょう。

どのくらいで付き合うかは、会員の年齢層によって異なりますが、概ね下の表のようになっています。

全体の平均 1~2ヶ月
大学生 2週間~1ヶ月間 1ヶ月以内
20代 1ヶ月間
30代 2~3ヶ月間 1~2ヶ月間
40代 3ヶ月間 3ヶ月間

女性の方が、相手が見つかるまでの期間が短い傾向にあります。女性会員の数は男性に比べて少ないこともあり、こういうことになるようですね。

では、全体の平均と各年齢・性別ごとに、詳しく実態を解説していきましょう。

全体の平均期間

マッチングアプリを利用する人が付き合うまでの平均期間は、1~2ヶ月ほどとなっています。

職場や友達付き合いから恋愛へ発展する場合だと1年以上かかるのに比べると、かなりのスピード勝負といえますね。

知り合いでもない人と会って、なぜこんなに早く相手が見つかるのか?そのポイントとなるのが「意識の違い」です。

ふつうに顔見知りの異性と知り合った場合は、その人との関係が「同級生・同僚」や「友人の友だち」と、恋愛以外の関係がきっかけで会うことになります。

それに対してマッチングアプリで会う場合、相手とは最初から「恋人候補」です。恋愛を意識した出会いであるから、こんなに短期間になるんですね。

また、マッチングアプリは今まで自分が合ったことのない暮らし・仕事の人とも会えるようになっています。

職場恋愛で自分と似たような環境の人と付き合うのもいいですが、異なる環境の人とも会いたい人にとってマッチングアプリは最適です。

もちろん、この数字はあくまで「平均」なので、年代ごとにバラつきがありますし、短期間・長期間の人もいます。

ですが、自分に近しい人だけを対象に恋愛活動するのに比べて付き合うまでの期間が短い、ということだけは知っておいてくださいね。

大学生の場合

大学生がマッチングアプリを使う場合、男性なら2週間~1ヶ月以内、女性なら1ヶ月ほどで付き合える人が多いです。

マッチングアプリを利用する人の多くは「20~30代」です。未就労の大学生はメイン年齢層の一番下なので、「若さ」が魅力的といえますね。

働いていない分、スケジュールの自由がきくので、少しでも気になったらすぐに会って、とりあえず付き合うこともできます。

特に女学生は男性からの積極的にアプローチを受けやすいのですが、男性より相手選びに慎重になるので、1ヶ月ほどかかるようです。

大学生の「若さ」と「フットワークの軽さ」、二つはマッチングアプリを利用する人の間ではかなりの武器といえますね。

20代の場合

20代のマッチングアプリ会員も、1ヶ月間前後で恋人ができています。

マッチングアプリの利用者で一番多いのが、20代の社会人です。年齢と環境が近しい会員がたくさんいることもあって、相手を見つけるのに苦労はないでしょう。

結婚意識はそれほど強くないにしても、職場以外で恋人を作りたいという方がマッチングアプリを利用する傾向があるようです。

30代の場合

30代の方がマッチングアプリを利用する場合、1~3か月で付き合うところまで行くようです。

働きはじめて10年近く経つ30代ともなると、20代と見るポイントが変わってきます。

とくに結婚後の生活を意識したポイントに注目するようになります。具体的には、相手との性格・収入・子供や結婚に関しての希望などです。

普通に付き合うとなると、こういった核心に触れることを確認するのは時間がかかりますが、マッチングアプリでは事前に互いの要望をチェックできます。

他の年代に比べると少し長めの期間ですが、それでも他の婚活サービスに比べて短期間で相手が見つかっていますね。

40代の場合

マッチングアプリを利用する40代の方は、平均3カ月ほどかけて相手とお付き合いまでいっています。

40代でマッチングアプリを利用する方の中には、既に結婚を経験してシンママ・シンパパになっている方も多いです。

相手となる方はそういった事情を受け入れてくれて、かつ生活能力のある人を探さなければいけないために、3カ月とやや長めの期間になるようです。

しかし、バツイチということを周りに知られたくないという方でも、マッチングアプリなら実名を伏せて婚活できるのは大きな利点といえます。

マッチングアプリのメイン層(20~30代)からはややズレますが、一部のマッチングサービスでは40代会員が多いものもあります。

40代の方に合ったマッチングアプリを利用すれば、通常の婚活よりも早く結果を出せるのは30代と変わらないですね。

マッチングアプリで付き合う確率はどれくらい?

マッチングアプリで異性と付き合う確率は30.6%です。

この数字は、マクロミル株式会社の運営する「市場調査サイトHONOTE」の恋活・婚活マッチングアプリに関する調査が元になっています。

市場調査メディアHonoteより引用:https://honote.macromill.com/report/20180515/

マッチング後のデートまで行けば3回に1回はカップル成立する計算になりますね。7.7%の人はさらに進展して結婚まで行っています。

マッチングアプリでは、仕事や交友関係とは無関係の相手や、恋愛観の異なる相手とも会う機会があるのが特徴です。

恋愛関係にはいかなかったものの、友人になったり、連絡だけ取り合っている人がいるのも面白いです。

真剣に結婚相手を探したい人は婚活専用アプリを使えば同じ目的意識を持った人と会えますし、そうでない人も恋活アプリを使って新しい友人を作れるかもしれませんよ。

マッチングアプリで付き合うには、流れを知ろう

マッチングアプリを使ったことのない方に、相手と付き合うまでの流れについて解説します。大体の流れとしては、下のようになっています。

① 検索かアプリのおすすめで好みの相手を探す

② プロフィールをチェックして、気に入った相手に「いいね!」を送る

③ 「いいね!」をもらった人が、相手のプロフィールをチェック。自分も相手が気になるなら「ありがとう!」を送る

④ マッチング成立。メッセージができるようになる

⑤ メッセージをやり取りして気が合うようなら、デートを提案。

⑥ デートで顔合わせ。実際に話してみて気が合うか、互いの気持ちを確認。

⑦ デートとメッセージを繰り返し、相手が気に入ったら告白。OKをもらえればカップル成立!

実際の流れを見てみると、顔合わせの前に互いのことを知る機会が多いのが分かりますね。

初対面とはいえプロフィールやメッセージで相手のことを知れるので、密度の濃いコミュニケーションができるのが特徴です。

マッチングアプリで付き合うきっかけと馴れ初め

さらにマッチングアプリで付き合う人が、そんなきっかけ・馴れ初めでカップルになるのかを見ていきましょう。

普通の恋愛なら中々ない馴れ初めなんかも、知ることができちゃいますよ。

性格の相性が良い

マッチングアプリで付き合うきっかけで一番多いのが、性格の相性が良いことです。

自分は何が好きで何が嫌いか、といった価値観に合う相手を見つけるのは、普通に探すとなるとかなり苦労しますよね。

マッチングアプリなら恋愛や性格について事前に登録することで自分の性格に合った相手を紹介しているようになっています。

人気のマッチングアプリでは数十万人の会員がいるので、人づてに異性を探すよりもはるかに良い相手と出会えるんですね。

ノリが合う

付き合うきっかけとしては、その場のノリが合う、というのも重要です。

マッチングアプリで相性がいいと勧められても、実際にうまく行くかは仲を深めてみないことには分かりません。

では、互いのことを詳しく知ってから付き合うか、ノリが合うからとりあえず付き合うか・・・マッチングアプリでは後者の人が多いです。

相手とうまく行けばメデタシですし、もし「やっぱりこの人とは合わない」となったらマッチングアプリを再開して他の相手を探せます。

もしもの時はまたマッチングアプリを使えばいい、ということもあって、ノリ重視で付き合ったりもできるんです。

ノリが合うのがきっかけのカップルは、大学生や20代の若い人達に多い傾向があります。

あなたの気になる人が若い方ならば、初デートを盛り上げることで即カップル成立!なんてこともあるかもしれませんね!

お互いのメリットが合った

お互いのメリットが合ったことで付き合うことになる人も多いです。

ここでいうメリットとは、収入・結婚までの期間・結婚後に共働きするか・子供は欲しいか、など生活的な側面のことをいいます。

ノリや性格といった感情的要素よりも、一緒に生活して不自由がないかどうかを大切にしているので、一番堅実なきっかけといえるでしょう。

メリットが合うのが馴れ初めの方は、30代以降の人や婚活専用のマッチングアプリに多くいます。

マッチングアプリなら、結婚のことも含めて自分にマッチする相手を探すことができるんですね。

ゴリ押しされた

マッチングアプリでは、相手からゴリ押しされて断りきれずに付き合い始めるカップルもいます。

他の婚活サービスと同様に、マッチングアプリも男性会員に比べ女性会員の割合が低いです。

女性会員は登録するだけで複数の男性からアプローチされることも珍しくありません。

なので、男性会員の中には、他の人よりも自分を選んでもらうためにハングリー精神旺盛な人がいます。

性格がピッタリ合ったりノリがいいというワケではないけど、積極的にアプローチする行動力や熱意は、受け取る相手にとっては嬉しいときもありますね。

また、先ほどもお話した通り、もし合わなければ別の相手を探せばいいということもあって、ゴリ押しがきっかけで付き合う方も一定数いるようです。

マッチングアプリでの馴れ初めを親や友人に報告するのはアリ?

マッチングアプリがきっかけで付き合うことについて、親や友人に報告することをどう思いますか?

ここ数年のマッチングアプリに対する意識の変化について、リクルート株式会社のブライダル総研でアンケートが取られました。結果は以下の通りです。

※ブライダル総研「婚活実態調査2018」より(http://bridal-souken.net/data/konkatsu/konkatsu2018_release.pdf)

それではさっそく、アプリに対するネガティブな印象や、最近のイメージの変遷について詳しくお話ししていきましょう。

使ったことが無い人には「出会い系のイメージ」も

マッチングアプリを使ったことの無い人には、出会い系サイトと同じようなライトな出会い目的のサービスというイメージを持つ人もいます。

顔を合わせることもせず恋人になる相手を探す、という点で似ているので、数年前の出会い系と一緒に考えてしまうようですね。

実際には、上場するほどの信頼性の高い企業がマッチングアプリを運営していますし、登録には身分証の確認が必要など、質の面で異なるところも多いです。

異性を紹介してもらうサービスという点では婚活パーティーや結婚相談所とも変わらないので、マイナスイメージが表面的なものであることは違いませんね。

マッチングアプリに対するイメージは変わってきている

運営開始してすぐは否定的な印象があったマッチングアプリですが、時間が経つに連れて利用者が増加し、人々のイメージも変わりつつあります。

先ほどの表を見ると、婚活サービスの中でもネットを介して出会いを提供するマッチングアプリの利用者が増えてきているのが分かりますね。

アンケートの結果では、マッチングアプリでできた恋人を知人に紹介するのを嫌がる人は4人に1人の割合に下がってきています。

アプリなら結婚相談所や婚活パーティーなどに比べて費用が抑えられますし、時間の都合も自分が好きな時にできるメリットが活きた結果のようです。

また、マッチングアプリを運営者の中には「リクルート」「ゼクシイ」といった知名度の高い会社も多くあります。

ネットで恋人探しなんて恥ずかしい、と思っていた方もマッチングアプリを新しい出会いの形としては受け入れてみてはどうでしょうか。

心配ならオブラートに包んで紹介するのがおすすめ

マッチングアプリを使ってみたいけど、それでも周りに使っているのを言うのが恥ずかしい場合はオブラートに包んで紹介するといいでしょう。

具体例としてはFacebookで知り合った、趣味・サークルがきっかけになったというのがおすすめです。

マッチングアプリの登録にはFacebookの認証が必要なものも多いですし、趣味が合う相手と恋人になったのなら、つじつまも合わせやすいでしょう。

ただ、出会いのきっかけは結婚式で話題にも上がりやすいので、中途半端なごまかし方だとバレて恥ずかしい思いをしてしまいます。

もしオブラートに包む言い方をするのでしたら、パートナーの方とよく相談し合うようにしてくださいね。

マッチングアプリで付き合う際のよくある質問や不安

マッチングアプリの人気の理由や、新しい出会いに対しての意識の変化を分かってもらえたと思います。

それでもマッチングアプリで付き合えるのか不安がある、という方にQ&A形式でお答えしていきましょう。

付き合って良いか不安です

マッチングアプリはれっきとしたサービスなので、安心して付き合ってください。

今までにない形の出会い方なので、付き合っていいのか不安になる方も多いと思います。そういう場合は、まず相手の方と会って話し合うのがおすすめです。

マッチングアプリのサービスが他の婚活サービスと比べても遜色ないことは、これまで話してきた通りです。

付き合いに繋げるためにも、メッセージのやり取りで盛り上がったら実際に会って相性を確かめてみましょう。

データやメッセージだけで見るよりも、実際に会うことで相手のことを信じられるようになりますよ!

何回目に付き合うものですか?

マッチングアプリで付き合うまでに際に会う回数の平均は、3~5回です。

フィーリングの合う相手とは少ない回数で付き合いに発展しやすいですが、結婚を前提としているかなど、恋愛に対する意識によって回数は異なります。

ですが、マッチングアプリで実際に会うまでは、マッチングの成立・デートの約束の取り付けなど、相手の好感度をチェックする段階を踏んでいます。

もし2回目以降のデートができるようなら、あなたに対する好意もかなり高いでしょうから、告白を前向きに考えてみてくださいね。

初デート・初対面で付き合うのはOK?

初デートで付き合うと決めてしまうのも、もちろんOKです。

20代前半の人は、フィーリングが合えば付き合ってみる、という方も多いですよ。

ですが、付き合う人ができた場合にはマッチングアプリを退会するのを忘れないようにしましょう。

恋人ができたのにマッチングアプリを利用し続けると、恋人にも、マッチングアプリで会う人にも不愉快な思いをさせてしまうでしょう。

初デートで盛り上がった場合でも、本当にこの人がイイのか、数日考えてから結論を出すことをおすすめします。

付き合い始めたら退会するべき?

付き合い始めたらマッチングアプリは退会しましょう。

マッチングアプリは浮気相手や不倫の相手を仲介するサービスではありません。あくまで真剣な交際をできる相手を紹介するサービスです。

付き合う相手がいるのにマッチングアプリを使っていると、様々なトラブルが起こる可能性があります。

恋人からすれば、遊びのつもりでもマッチングアプリで異性とやり取りしているのは不愉快なものです。

また、恋人に隠してアプリを利用してメッセージだけをするにしても、会うのを断り続けていれば「迷惑行為を繰り返す会員」として報告されてしまうことがあります。

このようなトラブルを起こさないためにも、彼氏・彼女ができた方は、なるべく早めにマッチングアプリを退会しましょうね。

パートナーに退会してもらいたいです

付き合うことが決まった相手とは、「一緒に」マッチングアプリの退会を提案するとスムーズにいきます。

パートナーになった以上、マッチングアプリが必要ないのは当然ですが、なんとなく言い出しにくいという方もいらっしゃるでしょう。

ですが、退会が遅れると月額料金も余分にかかりますし「付き合っているのにアプリを使っている?」あらぬ誤解も受けてしまう可能性もあります。

そういったこともあって、マッチングアプリで付き合うことになったカップルは、同じタイミングでアプリの退会手続きを進めることが多いんですよ。

あなたが既に退会している場合は、自分が退会したことを伝えればパートナーの退会についても話をもっていけるでしょう。

相手にマッチングアプリを退会して欲しい時は、あなたの退会手続きとセットで考えるといいですよ。

まとめ

マッチングアプリは使う人が増えるにつれて、イメージが変わってきていることが分かってもらえたかと思います。

サービスの安心度・信頼性も高いので、実際に付き合える確率も他の婚活サービスと遜色ありません。

これまでマッチングアプリを使うのが不安だった方も、恋人探しに使ってみてくださいね!